東京、九州、名古屋の3ヶ所で開催された月例会に
今月も多くの会員の皆様にお越しいただき
誠にありがとうございました。
その2008年5月月例会の模様をご報告いたします。
今月の講義
実践!マイクロ・マーケティング
講師:八木時雄税理士事務所
マーケティングアドバイザー 小池 孝之 氏
「マイクロ・マーケティング」とは市場セグメント型マス・マーケティング、市場セグメント型ワン・トゥ・ワン・マーケティングのふたつを主にマイクロ・マーケティングといいます。これにより、市場を限定することができるのです。その中でも、近距離に絞った近隣マーケティングや、非常に小さな市場を狙った1%マーケティングなどがあります。つまり、ターゲットを徹底的に絞り込み、少ない経営資源を集中的に投下するということです。
マイクロ・マーケティングのメリットは3つあります。
1、他社と差別化し、NO.1になれる
2、ローコストで成功する確率が高い
3、PT(広告、販促活動)が立てやすい
ものづくりが部品の組み合わせで成り立つように、ことづくりは、正確な情報の組み合わせで成り立つのです。実際に自社でターゲットに対して提供できるものはあるのか、コンセプトをターゲットに投げかけ、「いいね」と思ってもらえるのか、ターゲットが「あぁいうものがほしい」という声に応えられるのかを意識すれば、コンセプト・ターゲットは整合するのです。(CTの整合)
顧客のニーズ=企業の想いとなるように。
まずは小さいことから取り組み、成功を積み重ねることが大切です。
Trend K's eye
「相続式」は事業承継案件獲得の切り札になる!
相続式のお話をする前に、企画塾が会計事務所に提供しているコンテンツの全体像をご説明します。というのも、全体像が見えると、相続式の意味が鮮明になるからです。
人生企画は中小企業にとって、事業企画であり、経営計画にもつながる重要な役割を担っています。会計事務所の方に、人生企画、事業企画、経営計画の一連のお話をすると、大きな反響をいただけるのも、事業主に対するアプローチのツールとして、人生企画がとても有効であるのが瞬時にお分かりいただけるからでしょう。
会計事務所が提供する経営計画は理念や数字は明確ですが、一般的にその根拠となる売上増の方法論、マーケティングの視点が欠落しています。MP講座で作成する事業企画書のフルパッケージは、事業全体を見渡すことができる、まさに経営計画書そのものです。
経営計画書に基づいて年間のスケジュールを組み立てるのが、増販増客カレンダーです。年間のマーケティング計画を立てて、月次で検証するという流れこそが、月次監査を基幹業務としてサービスを提供する会計事務所にマッチするのです。